2020年9月16日、国家著作権局が主催する2020中国ネット著作権保護と発展大会が北京で開催され、国家著作権局ネット著作権産業研究基地が5月にまとめた「2019年中国ネット著作権産業発展報告」が公表された。
報告によると、中国でのネット著作権産業は引き続き安定的成長を維持しており、2019年に中国の市場規模は9584.2億元(約15.3兆円)に達し前年比29.1%伸びた。事業モデルは主に使用料、運営及び広告の収入の三要素であるが、広告などの収入は5057億元に達し、全体の52.7%、使用料は4444億元と全体の46.4%、運営収入は83.2億元と0.9%を占めている。事業内容としては、ネットニュースとゲームが依然として中国のネット著作権産業の中心であり、両者の市場規模の合計は63.7%を占める。ネット動画類は新たな成長期を迎えており、ネット動画、ネットショート動画、ネット中継の産業のシェアは29%に近づいている。
なお、報告書は9分野から整理されおり、デジタル閲覧、ネット動画、ネットアニメ、ネットゲーム、ネット音楽、ネットニュースア、ネット中継、ネットショートビデオ、バーチャル産業発展状況とハイライトである。
参照サイト:http://www.ncac.gov.cn/chinacopyright/contents/518/421425.html