「無印良品」の商標で事業を展開している株式会社良品計画が、中国企業に先取りされた｢无印良品｣の商標権を巡る争いの第二弾で勝利したことが、7月14日に北京裁判所サイトで公示された。
問題を起こしている北京棉田紡織品有限公司と北京无印良品投資有限公司は最初の事件で勝訴後、第二弾として、株式会社良品計画の中国現地子会社である无印良品（上海）商業有限公司と无印良品（上海）商業有限公司北京朝阳第三分公司を「无印良品」登録商標第156446号(24類)、第7494239号(24類)の綿製品、タオル、キルト、織物、ハンカチなどの専用権を侵害したとして、2019年に北京市朝陽区人民法院に使用停止と300万元の損害賠償を請求した。本件は、本第一審と北京知識産権法院の第二審ともに非侵害の判断を下したために、原告はこれに不服で、再審請求を北京高級人民法院に申立てていた。この再審請求に対して、北京高級人民法院は7月6日付の民事裁定書で、第一審、第二審の非侵害判決を追認し、再審請求を却下した。
概要は「ひとりごと」でご確認ください。
参照サイト：https://www.bjcourt.gov.cn/cpws/paperView.htm?id=100945734410&n=1