国家知識産権局は、8月3日付、特許出願に関する審査ガイドラインである「専利審査指南」の改正案を公示し、9月22日まで意見募集する。
参照サイト：https://www.cnipa.gov.cn/art/2021/8/3/art_75_166474.html
改正対象は以下の項目である。新設に注目下さい。
第一部 方式審査
第一章 発明特許出願の方式審査
4.1.3.1 出願人が中国人である場合
4.1.6 特許代理機構、特許代理師
4.3 明細書の付属図面
4.5.2 要約文の付属図面
4.7 （新設）先の出願書類を引用する出願書類の追加提出
6.2 優先権主張
6.2.3 （新設）優先権主張の追加と補正
6.2.6 優先権主張の回復
6.2.6.1 （新設） 特許法実施細則第６条による回復
6.2.6.2 （新設）特許法実施細則第35条による回復
6.3 新規性喪失の例外
6.7 書誌的事項の変更
7.4 特許法第25条（非特許事項）に基づく審査
7.9 （新設）特許法実施細則第11条（信義誠実）に基づく審査
第二章 実用新案特許出願の方式審査
5 特許法第5条、第25条、特許法実施細則第11条に基づく審査
7.3 明細書の付属図面
7.5 明細書の要約文
7.6 （新設）先の出願書類を引用する出願書類の追加提出
11 特許法第22条2項と3項に基づく審査
15.1.2 審査の根拠となる明細書
15.1.3 最初に提出された国際出願書類の法律効果
第三章 意匠特許出願の方式審査
3.4 通知書に対する答弁
4.2 意匠の図面または写真
4.4 （新設）部分意匠
4.5 GUIに関する製品の意匠
5.2 優先権主張
6.3 （新設）特許法実施細則第11条に基づく審査
7 特許法第2条4項に基づく審査
7.4 意匠特許権を付与しない情況
8 特許法第23条1項、2項に基づく審査
9 特許法第31条2項に基づく審査
10.1 出願人の自発補正
10.2 意見書で指摘された欠陥に対する補正
12.3 分類の確定
第二部 実体審査
第一章 特許を付与しない出願
１ 序文
5 （新設）特許法実施細則第11条に基づく審査
第二章 明細書とクレーム
2.4 明細書の要約文
第三章 新規性
4 優先権
5 新規性を喪失しない猶予期間
第六章 単一性と分割出願
3.2 分割出願が満たすべき要件
第七章 検索
10 検索不要の情況
第八章 実体審査手続き
3.2.2 出願書類の審査
3.2.3 優先権資料の審査
4.1 審査する明細書
6.1.2 却下する種類
第九章 コンピュータプログラムの発明特許出願の審査に関する若干の規定
5.2 クレームの書き方
6.1.2 特許法第2条2項に基づく審査
6.1.3 新規性と進歩性の審査
6.2 審査事例
第十章 化学分野の発明特許出願の審査に関する若干の規定
9 生物技術分野における発明特許出願の審査
9.2.3 ヌクレオチドまたはアミノ酸配列表
第三部 国内段階移行の国際出願の審査
第一章 国内段階移行の国際出願の方式審査と事務手続き
2 国際出願の国内移行手続きの審査
3.1.1 国際出願日
3.2.1 明細書とクレームの訳文
3.2.3 要約文の訳文および付属図面
3.3 中国語で提出した国際出願
5.2.1 優先権主張の陳述
5.2.2 先の出願書類の副本の提供
5.2.5 優先権主張の回復
5.3 出典の援用
5.10.1.2 証明材料の補充提出
6 国内公開
7.2 出願費用の減免
第二章 国内段階移行の国際出願の実体審査
3.2 審査の根拠となる明細書
5.3 優先件の審査
第四部 復審と無効申立の審査
第二章 復審申立の審査
3.3 審査前置の意見
4.1 理由と証拠の審査
第三章 無効宣言申立の審査
3.7 権利帰属紛争当事者の無効宣告手続参加での形式審査
3.8 形式審査の通知書
4.1 審査の範囲
4.7 (削除)無効宣言手続きの中止
8 （新設）医薬品特許紛争早期解決メカニズムに係る無効事件審査の特別規定
第五章 無効宣告手続における意匠の審査
5.1 意匠の類似
5.2.4.2 係争特許の確定
6 特許法第23条2項に基づく審査
8 特許法第92条に基づく審査
9 意匠の優先権の審査
第八章 無効宣告手続における証拠問題の規定
2.2.2 域外証拠及び香港・マカオ・台湾地区で形成された証拠の証明手続き
第五部 特許出願及び事務手続き
第一章 特許出願手続き及び手続き
6 証明書類
7 書類の部数
第二章 特許に関する費用
2 費用支払と決済方式
3 手数料の減免
第三章 受理
1 受理部門
2.3 受理と不受理の手続き
3 その他の文書の受理と不受理
5 受理手続き中の錯誤の補正
第六章 通知と決定
2.3.1 郵送、直接送付と電子的方式による送達
第七章 期限、権利の回復、中止
4.2 期限の延長請求の許可
7.2 中止の範囲
7.3.1.2 権利帰属を巡る紛争当事者の請求による中止の審査と処理
7.3.2.2 財産保全の執行協力による中止の審査と処理
7.4.3 (削除)無効宣告手続きでの中止期限
8 審査手続き
第八章 特許公報と単行本の編集
1.2.1 発明特許公報
1.2.2 実用新案特許公報
1.2.3 意匠特許実用新案特許公報
1.3.2.6 （新設）特許期間の補償
第九章 特許権の付与と消滅
1.3.1 特許登記簿の様式
2 （新設）特許登録期間の補償
3 （新設）医薬品特許期間の補償
4.1 特許権満了による終了
第十章 特許権評価報告書
1 序文
2.1 （新設）特許権評価報告書請求の主体及び時期
2.2 特許権評価報告請求の客体
2.2 (削除)請求人資格
2.3 特許権評価報告申立書
2.5 委託手続き
4 特許権評価報告書
4.2 特許権評価報告書の発送
5 特許権評価報告書の閲覧と複写
6.2 訂正手続きの開始
（新設）第十一章 特許開放許諾
（新設）第六部 意匠国際出願
以上