【中国】2023年度商標出願は4.3%減、登録は29%減(1月9日)

国家知識産権局商標局の1月9日付の国内商標出願統計によると、2023年度の商標出願件数は698.8万件と31万件減少し前年比-4.3%、登録件数は424.8万件と175万件減少し前年比-29.2%となった。出願件数の減少に対し登録件数の減少が大きく、審査段階での悪意や不正出願の対応が強化されたようである。

ランキングの上位10地域は上記の通りであるが、広東省、北京市、上海市の減少比率は非常に高い、増加しているのは、河南省、四川省、安徽省のみである。

出願区分別上位ランキングは以下の通り、増加しているのは動物加工食品、食品宿泊提供、衣服・履物、薬品・薬剤と洗浄・化粧品類である。日本とは出願の区分の違いが目立つが、35類(小売りは原則含まない)での権利化は重要である。

参照サイト:https://sbj.cnipa.gov.cn/sbj/sbsj/202401/t20240109_32113.html