【中国】2024年第三四半期までの知財訴訟はやや減少(10月16日)

最高人民法院が10月16日に発表した2024年9月までの主要司法審判業務情報によると、民刑事の全体的受理は前年同期比+5.8%増加している。知的財産に関する詳細は記載がないが、知的財産権民事一審受理件数は36.1万件と、前年同期比▲2.67%減少したと報告している。

全体的な統計データでの注目は、調停処理に成功した案件が24%増加しており、判決前に和解などの対応が増えていることがわかる。執行難と言われてきたが、判決後の執行が5.7%減少していることから、提訴時に適切な対応をすることが増えているのであろう。

参照サイト:https://news.cctv.com/2024/10/16/ARTIPjv0lTJI7a4suzG4NJxQ241016.shtml