【中国】オリンピック関連不正商標出願却下(2月14日)

国家知識産権局は、2月14日付、悪意先取り商標出願(恶意抢注)として、冬季オリンピックの機会に、オリンピック標識保護条例、商標法に基づき、「冰墩墩」、「雪容融」や「谷爱凌」など429件の商標出願を却下し、「谷爱苓」や「饼敦敦」など43件の登録商標を無効処分したことを公示した。

「冰墩墩(bīng dūn dūn)」と雪容融(Xuě róng róng)」は、オリンピックのマスコットのビンドゥンドゥン、とシュエ・ロンロン、「谷爱凌」は、アメリカ系中国人のフリースタイルスキー選手である。また、登録商標では「谷爱凌」に加え、模した「谷爱苓」、卓球選手で有名な「许昕」や「孙颖莎」が含まれている。

日本特許庁や政府関係団体には、積極的に日本選手、卓球選手なら石川佳純さんとかや皇族などの名前や類似の標章の出願や登録について、個人が対応するには負担が大きすぎるので、CNIPAに連絡し対応してもらいたいものだ。

参照サイト:https://www.cnipa.gov.cn/art/2022/2/14/art_75_173173.html