商標局は、8月12日付、2020年上半期のマドプロ商標出願審査状況を分析公示した。
国内のマドプロ商標出願件数は、2020年1月から6月末までに3875件が受理され、対前年比同期比+36%増で、インターネット出願は全体の93.5%に達した。また、審査は4009件処理し、審査期間は2か月とのことである。
一方、国際段階から中国国内拡張出願の審査は27,447区分と係属審査案件の28,568区分を完了した。商標局としては、国内拡張出願の審査期間を年内に4か月迄短縮することを目的としている。
なお、国内拡張出願の審査の品質向上を図っており、同期の記録ミス率は0.82%と大きく向上している。また、難しい商標出願に対する内部調整回会議の実施などにより審査平均合格率は98.8%以上となり、過去最高となったことを併せて報告している。