国家知識産権局(CNIPA)は、6月7日付、「団体商標・証明商標の管理及び保護弁法(集体商标、证明商标管理和保护办法)」の意見募集稿、新旧対照表を公示し、7月21日まで一般からの意見募集を公示した。
今回の改正は、弁法が2003年6月に施行されたもので、現行商標法との矛盾に加え、地理的表示を含む飲食関連団体と証明商標が適正に運用されていないことから、意見募集稿は35条からなり、13条が修正・統合され、新たに21条が追加されている。 主に、出願の規範化、管理要求の強化、地名商標の登録と正当な使用の強化、行政保護と処罰が主な改正点である。
日本からの中国の団体・証明商標の利用はほぼなく、外国からは2021年度まで215件で、フランス(154件)、イタリア(24件)、アメリカ(14件)で全体の89%を占めている。
参照サイト:https://www.cnipa.gov.cn/art/2022/6/7/art_75_175908.html