国家知識産権局(CNIPA)専利局は、1月20日から施行される審査ガイドラインである特許審査指南の改正の要点の解説を公示した。概要は以下の通り、
1.発明及び実用新案登録出願の予備審査及び国際出願の国家段階の審査
補正、優先権回復・追加・補正、新規性喪失の例外、国内段階移行時の補正
2.特許権期間の補償(法42条2、3項)第5部9章2節、3節
実体審査での遅延、医薬品販売承認での遅延の期間回復
3.特許出願実体審査の一般規定
非特許要件:法令違反、診断方法の改正、信義誠実の原則の適用
明細書と請求項:引用の開示時期、サポート要件
新規性:インターネット上の開示情報、新規性喪失の例外
進歩性:最も近い引例の決定、技術的課題の判断、公知常識
4.コンピュータプログラムに関する特許出願の審査
請求項記載要件、AIとビックデータの審査基準、進歩性の審査基準
5.漢方薬分野の特許出願の審査
保護対象、記載要件、新規性、進歩性、実用性(実施可能要件)
6.復審と無効請求(審判)の審査
一般規定、審査手順、無効審査、口頭審理と証拠、意匠の無効
7.意匠特許出願の予備審査及び意匠国際出願
初級審査(受理条件)、国際出願
8.特許出願手続きと事務処理
書誌的事項の変更、願書と手続きの一般規定、特許料、起算日、直接手続き、秘密審査、審査延期、公報、特許証、開放許諾、評価書
参照サイト:https://www.cnipa.gov.cn/art/2024/1/18/art_66_189848.html
これに合わせて、以下の公示もされている。
特許期間補償申請手続き
無効宣言口頭審理の代理参加