国家知識産権局商標局は、9月30日付け、局内の活動情況を報告した。その中には、最近の商標審査動向が含まれるため、一部を以下の通り紹介する。
中国商標出願の年間審査件数は、2013年の142.5万件から2021年の1056.8万件と10年弱で7.5倍弱まで増加しており、平均審査期間は10か月から4か月まで大幅に短縮され、意義などない場合の登録までの期間は7か月まで短縮されている。
また、悪意のある商標出願については、2018年から2022年上半期までに累計82.4万件を取り締まり、重大な悪影響のある商標出願4,256件を却下し、悪意のある商標出願3,796件を職権で無効とした。悪意のある商標登録を「認可ゼロ」の方針を維持し、良好な審査環境づくりに傾注した。
一方、商標異議申立の審査では審査期間を12か月に短縮するとともに、審査レベルの向上、悪意のある商標出願対策強化を継続している。
同報告には、商標局スタッフを鼓舞する内容が含まれているが、ここでは特に言及しないことにご了解ください。
参照サイト:http://sbj.cnipa.gov.cn/sbj/ssbj_gzdt/202209/t20220930_21988.html