【欧州】EPOは2020年度ヨーロッパ特許出願統計を公表(3月16日)

ヨーロッパ特許庁(EPO)は、2020年度のヨーロッパ特許出願の統計データと分析を公表した。2020年度は、コロナの影響がありながらも韓国と中国の増加が反映し180,250件となり、2019 年(181,532件)比-0.7%減に留まった。ライフサイエンス分野の増加が顕著で、医薬品 (+10.2%)、バイオ技術 (+6.3%)、医療技術 (+2.6%) の増加が注目される一方、航空技術が-24.7%減と大きな減少を示している 。

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 出願国上位の内訳は、アメリカ(44, 293件、-4.1%減)、ドイツ(25,954件、-3%減)、日本(21,841件、-1.1%)、中国(13,432件、+9.9%増)、フランス(10,554件、+3.1%増)、韓国(9,106件、+9.2%増)である。
 出願ランキングトップは、三星電子(3,276件)、華為(3,113件)、LG電子(2,909件)、QUALCOMM(1,711件)、ERICSSON(1,634件)、SIEMENS(1,625件)、ROBERT BOSCH(1,597件)、ソニー(1,477件)、PHILIPS(1,419件)、BASF(1,305件)である。

参照サイト:https://www.epo.org/about-us/annual-reports-statistics/statistics/2020.html