以下は、昨年12月に案内した以下の情報であるが、既に別掲で6月1日での発効が決定していることを案内しているが、代理人によるとシステム運用の技術的問題から手続きがスムーズに行えない情況も生じているようで、現地時間、5月29日までに手続きを完了することが勧められている。手続きが未だ終わっていない場合は、速やかに手続きをされることが勧められる。
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統一特許裁判所準備チームは、12月5日付、ヨーロッパ特許(EP)を将来の統一特許裁判所(UPC)の専属管轄から外す手続きを開始を2023年1月1日から2か月延期し、3月1にすると公示しました。これにより、UPC協定自体も6月1日に延期される。
延期の理由は、サンライズ期間中に手続きをする案件管理システム(the court’s case management system (CMS))の運用に利用されるユーザー認証装置 (ハード) と適格な電子署名が必要であるが、ハードウェアの準備状況や安定性に問題があるようで、こうした状況に利用者が適切に準備できる猶予期間とのことである。
現状では、これ以外のスケジュールに変更はなく、6月1日に統一裁判所制度が開始されるとの情報が多く出されている。
参照サイト:https://www.unified-patent-court.org/en/news/adjustment-timeline-start-sunrise-period-1-march-2023