国家知識産権局(CNIPA)商標局は、1月3日、国内商標出願統計を公示した。2024年度の商標出願件数は678.6万件と20万件減少し前年比-2.9%、一方、登録件数は463.9万件と39.1万件増と前年比+9.2%と増加に転じた。出願件数の減少は継続したが、下げ止まりになった感がある。

30万件を超える地域はは上記の通りであるが、河南省の増加が目立っており、その他のランキング上位の地域の広東省、浙江省、山東省、江蘇省、北京市、上海市や福建省は5%前後の減少が続いている。

出願区分で20万件以上の区分は上記の通りであるが、5類の薬品、3類の洗剤・化粧品と32類の飲料が増加しているが、出願件数の多い区分は全体的に減少している。前年は29類の動物加工食品、43類の食品宿泊提供、25類の衣服・履物が増加したが、昨年は減少している。いずれにしても、35類での権利化は重要である。
参照サイト:https://sbj.cnipa.gov.cn/sbj/sbsj/202501/t20250103_34921.html