シンガポール知的財産庁(IPOS)は、9月1日より特許、商標、意匠、植物新品種などの出願手数料の改定を公示した。主なポイントは以下の通り。
1.特許
①超過クレーム料金の適用基準と値上
・超過基準を20個から15個に引下げ、SGD80と倍額
・料金徴収時期を審査請求時、OA応答時に変更、登録時は廃止
2025年 9月 1日以前の審査請求の場合、登録時に請求あり。
②審査請求料金をSGD2,150(51%)に値上げ、2026年4月1日からSGD3,200
③年金料金の値上げ、平均6.6%
④PCT調査および国際予備審査費用
2.意匠
⑤出願の補正料金をSGD60(33%)値上げ
3.商標
⑥未認可商品役務が含まれる商標出願にSGD410に値上げ
認可商品役務の場合、SDG380に据置き
⑦更新料金をSDG480/区分(9%)に値上げ
遅延、回復料金も値上げ
⑧補正、変更手続きをSDG50に値上げ、2026年4月1日からSDG60
特許出願の審査請求を早期に早期に行うことや納付期限が11月末までの特許年金を8月中に行うなどの対応が考えられる。詳細は、IPOSサイトでご確認ください。
参照サイト:https://www.ipos.gov.sg/news/news-collection/circular–fee-updates
https://isomer-user-content.by.gov.sg/61/1ba2f63e-a7f7-496d-8fe2-e81a121e14bb/Annex%20A%20-%20IPOS%20fee%20updates.pdf