【WIPO】マドプロ国際商標制度(祝)満30周年(6月30日)

WIPOは6月28日付、この6月30日でマドプロ(標章の国際登録に関するマドリッド協定議定書)制度を開始以来30年になり、登録出願数は急激に増加し、1998年に2万件に達し、その20年後の2018年には6万件を超えたとプレスリリースしました。

加盟国数は、6月17日にカナダが104番目に加盟し発効したことから120か国をカバーする。2018年の出願件数は61,200件(+6.4%)、指定国数は399,560件(+5.8%)であり、現在有効な国際登録商標件数は701,149件(+3.4%)、移行国登録件数は5,956,644件(+1.7%)である。カッコ内は前年比。

併せて、2018年度の年次報告書も発行されている。日本企業で2018年にトップ10に入った企業は資生堂(7位75件)と任天堂(8位73件)の2社であり、三菱電機が43位に入っている。出願先では、日本からの移行指定先のトップはタイ、インドネシア、ベトナムの順で、逆に日本への指定は、スイス、アメリカ、ドイツの順となっている。

参考サイト:
ニュースソース 
https://mailchi.mp/wipo/celebrating-30-years-of-the-madrid-protocol?e=f15cafb3ed
年次報告書
https://www.wipo.int/edocs/pubdocs/en/wipo_pub_940_2019.pdf

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