【欧州】ヨーロッパ特許出願2021年度統計(4月5日)

ヨーロッパ特許庁(EPO)は、4月5日付、2021年度の特許出願統計データを公示し、過去最高の188600件、前年比+4.5%になり、2020年のリバウンドと分析報告した。出願の多い技術分野はデジタル通信(前年比+9.4%、以下同じ)、医療(+0.8%) 、コンピュータ (+9.7%)がトップ3分野であるが、音響映像 (+24%) と半導体(+21%) 分野が大きく増加し、以下、医薬 (+6.9%)、バイオ (+6.6%)の増加が目立っている。

出願国では、欧州各国が全体の44%(前年比+2.8%)を占め、内、ドイツ25969件(+0.3%) 、(スウェーデン(+12.0%)、フィンランド(+11.2%)、デンマーク(+9.2%)、スペイン(+8.9%) 、イタリア(+6.5%)、フランス (-0.7%)が特徴的なところ、次はアメリカ46533件(+5.2%)、日本25969件(-1.2%)、中国16665件と続いている。

出願人ランキングは、1位:華為(3544件)、2位:三星電子(3439件)、3位:LG電子(2 422)、4位:ERICSSON(1884件)、5位:SIEMENS(1720件)、6位:RAYTHEON TECHNOLOGIES(1623件)、7位:QUALCOMM(1534件)、8位:ソニー(1465件)、9位:ROYAL PHILIPS( 1311件)、10位:ROBERT BOSCH(1289件)

参照サイト:https://www.epo.org/news-events/news/2022/20220405.html