【中国】国家市場監督管理総局の2024年法治政府建設情況報告(3月31日)

国家市場監督管理総局(SAMR)は、3月31日に2024年度の行政法執行活動のまとめを公示した、概要と注目するポイントは以下の通り。

一、政治的指導の強化、市場監督管理での法治を推進(省略)
二、市場監督管理法制度の整備強化、健全な基本的一般的監督管理規則の確立
 (1)市場参入・退出の仕組みを改善し、事業体の質の高い発展を促進
 (2)競争政策の基礎的地位を強化し、公正な競争市場秩序を維持
 「不正競争防止法」改正の加速、「公平競争審査条例」、「国務院による企業集中報告基準の規定」の推進など。
 (3)消費環境の最適化、制度基盤の強化
 「消費者保護法実施条例」の施行、消費者の自由選択権、公正取引権などの保護強化など。
 (4)品質と標準のレベル向上
 (5)食品と医薬品の安全性維持
三、市場監督管理と法執行を重点的強化、良好な市場環境の積極的構築
 (1) 民生分野における市場監督と法執行を強化
 食の安全、広告の監督監視、エレベーターなどの特殊設備の安全監視、標準・認証の検査結果の公表。
 (2)質の高い発展に合わせた重点分野での法執行強化
 ①高レベルの独占禁止法執行の実施。NVIDIA社の被疑独占行為の立件調査、寧波森浦社の市場での支配地位濫用事件の調査・処分。
 ②プラットフォームの包括的ガバナンスを推進。インターネット市場の規制、発展促進、安全確保のための特別キャンペーンを展開し、インターネット関連事件3万6000件を調査・処理し、罰金と没収の総額は2億6400万元など。
 ③価格監視と競争を保護するための特別な措置。不正競争事件1.4万件で罰金8.5億元、その内インターネット技術などを利用た新型の不正競争事件5,165件を調査、処理。
 ④知的財産権の保護強化。商標、特許などの違法事件3万件以上を調査、処理。
三、不適切な市場介入行為を効果的に規制
 公正競争審査制度の徹底し、国務院関係の政策・措置127件の審査、全国の抜取検査4,205件で85件を是正。行政による独占事件の提起と調査件数は前年比80%と62%増加。
四、法治監督制度体系の健全化、法治の実施効率向上の確保(省略)
五、法治の広報と研修の強化、良好な法治環境の醸成(省略)

参照サイト:https://www.samr.gov.cn/zw/zfxxgk/fdzdgknr/fgs/art/2025/art_98d565448c5a4fa7a0665ed1883191ce.html